家事代行のメリットは沢山ありますが、実はトラブルが起きやすいデメリットもあります。
今回は、複数の家事代行を試してきた私が、家事代行サービスの依頼時に起こりうるトラブルをまとめました。
この記事を読めば、家事代行のよくあるトラブルが分かるだけでなく、トラブルを未然に防ぐ方法や起きてしまった時の対処法を理解できます。
かじなび人気の家事代行サービスTOP3
1位:CaSy(カジー)
コスパ最強の家事代行サービス
シンプルな料金設計だからわかりやすい
2位:べアーズ
クオリティ最強の家事代行サービス
教育体制も補償制度も完備されてます。
3位:タスカジ
業界最安値の家事代行サービス
担当スタッフを自由に選べます。
家事代行とは
家事代行とは、家事経験を持つスタッフが、利用者の代わりに家事を行うサービスのことです。家事の中には、掃除・炊事・洗濯などが含まれています。
家事の時間を節約できますし、自分で掃除をするよりも部屋が綺麗になることから、我が家も定期的に家事代行サービスを利用しています。
しかし、初めて家事代行サービスを使うときは、知らない人を家に招く行為でもあるので、料金や作業内容、破損、紛失などのトラブルも付き物です。
家事代行サービスを使う時は、起こりうるトラブルやリスクを事前に知っておくことが大切です。
家事代行で起こりやすいトラブル
家事代行の依頼時に起こりやすいトラブルは5つあります。
家事代行で起こりやすいトラブル
- 料金のトラブル
- 作業のトラブル
- スタッフのトラブル
- 家具の破損トラブル
- 紛失・盗難トラブル
料金のトラブル
家事代行を利用する際に最も多いのは、料金に関するトラブルです。
一般的に家事代行の基本料金は1時間あたり3,000円と記載されていることが多いですが、蓋を開けてみると最低利用時間は2時間以上、交通費とスタッフ指名料を含めると総額8,000円、と基本料金の倍以上の価格になります。
よく見かける広告の料金と、実際に申し込みをした時の料金に差があると、やっぱりトラブルのきっかけになりますよね。
家事代行を利用する際には、基本料金だけでなく、最低利用時間や交通費など、価格全般を確認しましょう。
作業のトラブル
続いては、家事代行の作業トラブルです。
具体的には、指定した掃除内容が時間内に終わらなかったり、想像していた以上に作業の質が悪かったり。家事代行を頼んだのに、想定通りの作業をしてもらえなかった…とトラブルになるケースです。
実は、作業に関するトラブルは、家事代行初心者ほど起きやすいトラブル。私も最初は依頼した通りに行かず、不満の声をあげました。
家事代行に対する期待値が高いほど、不満が出てしまう作業トラブルですが、事前に防ぐ方法がいくつかあります。
作業トラブルの予防方法
- されたら嫌なことを共有する
- 自分のこだわりを伝える
- 期待していることを丁寧に伝える
大切なのは、事前に丁寧に作業内容と時間を伝えることです。
家事代行スタッフも掃除のプロですから、依頼時間と依頼内容に差異があれば、難しい旨を相談をしてくれます。
実動前に当日の動きをすり合わせることは、家事代行を利用する時の大切なポイントです。
スタッフのトラブル
作業内容以前に、スタッフの相性が合わないこともあります。
例えば…
『指示通りに動いてくれない』
『最初から最後まで態度が悪い』
『掃除道具や家具を雑に扱う』など
社会人として当たり前のことが出来ていなかったり、掃除以前の態度に問題があることも。
意思疎通がうまく行かないのは余計なストレスがかかりますので、家事代行を選ぶ際は、スタッフの指名ができるか否かも確認しておきましょう。
家具の破損トラブル
家事代行は自宅内の作業になるため、家具を傷つけてしまったり、壁や床を汚してしまうリスクもあります。
賃貸住宅であれば、壁や床の傷は、退去時の費用に加算されますし、大切な家具に傷がつくのも嫌ですよね。
家事代行スタッフも故意に傷付ける意思はなくても、はじめての環境、はじめての現場では何があるかわかりません。
破損トラブルのリスクを減らすためにも、家事代行サービスを選ぶ際は『損害賠償保険の加入』を確認しておきましょう。
損害賠償保険とは、もしも事故や損害があった場合に、費用を家事代行サービスが負担してくれる保険です。
ほとんどの家事代行業者が加入していますが、利用前には必ずチェックをしておきましょう。
紛失や盗難トラブル
紛失や盗難トラブルも、家事代行を利用する時に注意が必要です。
特に、不在時に家事代行を利用しようと考えている方は要注意。実際に家事代行スタッフが小物を盗難した事件も数件発生しています。
たとえ自宅にいる場合でも、貴重品は片付ける。無闇に物を触らせないなど、気をつけておきましょう。
家事代行でトラブルを避ける方法
家事代行の依頼時に起こりやすいトラブルを理解したら、事前にトラブルを避けることが大切です。
家事代行のトラブルを避けるためには、以下5つの行動を心がけましょう。
家事代行でトラブルを避ける方法
- 料金や作業内容を事前に確認する
- 契約書面を確認する
- スタッフの教育体制を確認する
- 損害賠償保険の加入を確認する
- 家事代行サービス認証取得を確認する
料金や作業内容を事前に確認する
家事代行サービスの開始前には、料金と時間、作業内容をしっかりと確認しておきましょう。
特に料金に関しては、1時間あたりの基本料金だけでなく、最低利用時間や交通費、スタッフ指名料などのオプション料金の有無。
1回あたりの料金がいくらになるのかは事前に確認をしておきましょう。
また、時間あたりの作業内容も事前にすり合わせるのが失敗しないコツ。当日依頼したい内容を事前に伝えることで、時間内に終えることが可能かどうかを確認できます。
水回りの掃除をとっても、どこまで細かく掃除をするかによって、かかる時間は変わるもの。浴槽だけなのか、床や壁、天井の掃除も含むのか、担当スタッフとしっかり話し合いましょう。
契約書面を確認する
家事代行サービスを利用する前には、必ず契約書面、サービス規約を読み込んでおきましょう。
特に確認したいのは『料金見積もり・損害賠償に関する記述・クーリングオフ制度』です。少しでも気になる点、不明な点があれば事前に確認を済ませておきましょう。
スタッフの教育体制を確認する
スタッフトラブルを防ぐためにも、教育体制の調査が効果的です。
一般的に家事代行サービスは、雇用派遣型とマッチング型の異なる2種類の運営事業者がいますが、スタッフの質が高いのは雇用派遣型です。
家事代行の種類 | 特徴 |
雇用派遣型 | 家事代行サービスに所属するスタッフが、家事代行を請負うサービスです。法人所属のスタッフが掃除をするため、教育体制が整っておりクオリティが高いです。 |
べアーズ|ダスキン メリーメイドサービス|など | |
マッチング型 | 家事代行を頼みたいひとと、家事代行を請け負うひとをマッチングするサービスです。個人間契約になるため、価格が安くなるメリットがあります。 |
CaSy(カジー)|タスカジ|など |
雇用派遣型とは、依頼会社の所属スタッフが家事代行を請け負うサービスです。依頼会社に所属しているため、共通の教育を受けています。スタッフごとの個人差が少ないのが特徴です。
反対にマッチング型の家事代行サービスは、家事代行を頼みたいひとと家事代行を請け負うひとをマッチングさせるサービスのため、スタッフの質がばらつくことが多いです。
スタッフトラブルのリスクを下げるなら、雇用派遣型の家事代行を選ぶのが吉でしょう。
損害賠償保険の加入を確認する
破損や紛失、盗難トラブルを未然に防ぐためにも、損害賠償保険の加入可否を確認しましょう。
GoogleやYahooで『サービス名 損害賠償保険』と検索しても良いですし、家事代行サービスのスタッフに直接聞いても良いでしょう(後者の方が確実ですね)
ちなみにかじなび調べでは、以下のサービスが損害賠償保険に加入しています。
家事代行サービス認証取得事業者
- CaSy(カジー)
- べアーズ
- タスカジ
- ダスキン メリーメイドサービス
- ピナイ家政婦サービス
- イエキーピング
- サニーメイドサービス
- キャットハンド
- ミニメイドサービス
- 家事の達人
- クラシニティ
- カジタク
家事代行サービス認証取得を確認する
家事代行サービスの安全性を客観的に評価するために『家事代行サービス認証取得』を確認すると良いでしょう。
家事代行サービス取得認証とは、一般社団法人 全国家事代行サービス協会が定める取得認証です。『安全・安心|機能同等性|接遇』の3項目から家事代行業社を評価しています。
評価基準 | 内容 |
安全・安心 | 人、物などに対するリスクの発生を抑える取組み、リスクが顕在化した場合で利用者がそれを許容できるようにする取組みが確実に行われること。 |
機能同等性 | 家事代行サービス事業者のサービスレベルが利用者の行う家事レベルと同等以上であること。 |
接遇 | 対応の良さ・感じの良さなどの心地良さが家事代行サービスに備わっていること。 |
認証の取得可否で良し悪しを判断できるため、トラブルが不安な方にとっては良い選別基準になると思います。
ちなみにかじなび調べでは、以下のサービスが家事代行サービス認証取得をしています。
家事代行サービス認証取得事業者
- ベアーズ
- ダスキン ダスキンメリーメイド
- ミニメイドサービス
- 家事代行のBlue Blue
- michell(ミッシェル)
- ipuny(イプニー)
- いえピカ
- かなスマイル
- クラシニティ
- 中央ケアーサポート
かじなび人気の家事代行サービスTOP3
1位:CaSy(カジー)
コスパ最強の家事代行サービス
シンプルな料金設計だからわかりやすい
2位:べアーズ
クオリティ最強の家事代行サービス
教育体制も補償制度も完備されてます。
3位:タスカジ
業界最安値の家事代行サービス
担当スタッフを自由に選べます。
家事代行でトラブルが発生した場合の対処法
家事代行のトラブルは未然に防ぐことが重要ですが、起きてしまった場合の対処法を知ることも同じくらい大切です。
家事代行のトラブル対処法
- 家事代行サービス会社に連絡する
- クーリングオフ制度を利用する
- 消費生活センターに連絡する
家事代行サービス会社に連絡する
とにかく問題を感じたら、すぐに家事代行サービス会社に連絡をしましょう。家事代行スタッフ本人と話し合うことは基本的に推奨していません。
家事代行サービス会社に連絡をすると、カスタマーサポート担当者が仲介役として話を聞いてくれます
『いつトラブルが発生したか』
『どの担当者が対応していたか』
『実際にどんなトラブルがあったのか』
トラブルの解消はもちろんですが、今後トラブルが起きないような改善案を頂ける場合もあります(例:次回は担当スタッフを変更してくれるなど)
家事代行サービス会社も問題を大きくしたくはありませんので、トラブルがあった際はすぐに連絡をしましょう。
クーリングオフ制度を利用する
クーリングオフ制度を利用すれば、契約締結後でも家事代行サービスを解除できる可能性があります。
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
参考:国民生活センター
一般的に広く利用されるクーリングオフ制度ですが、実際は強引な契約から消費者を守る制度でもあるため、家事代行サービスの中でも利用を拒まれるケースがあります。
クーリングオフ制度の適用可否に関しては、契約時の書面に明記されていることが多いため、合わせて確認をしておきましょう。
消費生活センターに連絡する
家事代行サービス会社との話し合いに納得できない時は、国民生活センターの連絡も効果的です。
実際に国民生活センターには、家事代行のトラブル相談もおおく寄せられています。熟練の担当者が親身に話を聞いてくれますので、ひとりで悩むよりも一度相談がおすすめ。
家事代行サービスの担当者が話を聞いてくれない…、第三者の意見が聞きたい、家事代行のトラブルに悩んだら、電話で気軽に相談できる国民生活センターを活用してみましょう。
家事代行を依頼する前に知っておきたいこと
最後に、家事代行の依頼トラブルを防ぐために知っておきたいことを紹介します。
家事代行の依頼前に知っておきたいこと
- お試し利用から始めよう
- 初回は自宅で同席しよう
- 依頼内容を具体的に伝えよう
- 貴重品は片付けておこう
お試し利用から始めよう
はじめて家事代行を依頼する方は、お試し利用からはじめましょう。
一般的に家事代行には『定期契約』と『スポット契約』の2種類の契約体制がありますが、お試しで1回分利用できるのがスポット契約になります。
定期契約に比べると1回あたりの料金は割高になってしまいますが、家事代行の質やスタッフの状況、コスパを比較するにはぴったりです。
なかには初回限定のお試しプランを用意している家事代行サービスもあるため、最初のうちはスポット契約で複数の家事代行業社を比較しながら利用することがおすすめです。
初回は自宅で同席しよう
家事代行サービスのトラブルを未然に防ぐためにも、最初の数回は自宅で同席しておきましょう。
家事代行は留守中にも依頼ができるため便利な一面もあるのですが、紛失や盗難のリスクもあがってしまいます。
最初のうちはスタッフがどのように仕事をこなしているのか、気になる点や不安な点がないかをチェックしておきましょう。
慣れてきたら鍵を渡した留守中の対応も良いですが、貴重品は必ず管理しておいてくださいね。
依頼内容を具体的に伝えよう
家事代行で失敗しないためには、依頼内容を丁寧に伝えることが大切です。
家事代行スタッフは掃除のプロではありますが、家事の仕方は十人十色。100回の経験があれば、100回の指示を受けています。
『お風呂場の浴槽、天井、壁、床を綺麗にしたい』
『この洗剤と掃除用具を使って磨いてください』
『洗濯物はこのように畳んでください』
最初のうちは教える時間すらも面倒と感じてしまうかもしれませんが、丁寧に説明することが失敗しない1番の近道です。
貴重品は片付けておこう
最後に、家事代行スタッフを自宅に招く時は貴重品を片つけておきましょう。
特にお金やクレジットカード、銀行口座等の書類をまとめている方は要注意です。金銭的なものは紛失、盗難時のリスクも大きいですし、手間も非常にかかります。
また高級家具や金目の物を晒しておくのも危険です。貴重品だけは片つけておきましょう。
まとめ
今回は、家事代行で起こりうるトラブルについてご紹介しました。
この記事の要点をまとめます。
家事代行でトラブルを避ける方法
- 料金や作業内容を事前に確認する
- 契約書面を確認する
- スタッフの教育体制を確認する
- 損害賠償保険の加入を確認する
- 家事代行サービス認証取得を確認する
この記事を読んで、家事代行を使ってみたいと思った方は、家事代行サービスの比較記事を、メリットやデメリットをもっと知りたいと感じた方は、家事代行のメリット|家事代行のデメリット についてもご覧ください。
その他、家事代行の気になる質問がありましたら、是非コメント欄に記入いただけますとご返信させていただきます…!
かじなび人気の家事代行サービスTOP3
1位:CaSy(カジー)
コスパ最強の家事代行サービス
シンプルな料金設計だからわかりやすい
2位:べアーズ
クオリティ最強の家事代行サービス
教育体制も補償制度も完備されてます。
3位:タスカジ
業界最安値の家事代行サービス
担当スタッフを自由に選べます。